現役の東大生が、これから東京大学を志望する全国の高校生たちに対し重要な忠告をしていて、その内容にSNS上で納得の声が多く寄せられています。
全国の東大志望の高校生に告ぐ。頼むから勉強以外の特技を一つでも持っておけ。特技とまでいかなくても勉強以外の趣味を一つでも持っておけ。音楽でも、ジョギングでも、なんでもいい。これができなかった私は唯一の存在価値だった勉強ですら周りに追い越され自分の存在理由が分からなくなった。
— Īkaros (@ikaros1984) May 22, 2021
東大を志望するともなれば、例え地頭が良かったとしても人並み以上に勉学に励まなければ、なかなか合格できる場所ではありません。だからこそ、高校生の段階では自身の特技を「勉強」と言ってしむほど、勉強にのめり込んでしまう場合があります。
しかし、この投稿でも語られている通り、勉強以外の特技や趣味を何か一つでも持っていないと、自身の唯一の存在価値となっていた勉強ですら、周りに追い越され自分の存在理由が分からなくなってしまうというのです。
これはもしかしたら勉強に限らず、スポーツや芸術などでプロを目指すような人、あるいはもっと身近なところで仕事に依存している生活を送っているような人にも当てはまるのかもしれません。
自身のアイデンティティをひとつの領域に依存し過ぎていると、それを失ったりその領域で平凡な存在になってしまったとき、立ち直るのが大変そうです。
そういったリスクを考慮して様々な領域に根を張るようなバランスの良い生き方が問われるのかもしれませんね。