10年間もの長期にわたるワーキングプアを経験した人が、「ワープアで一番ヤバいのは思考力を奪われる事」でその理由を投稿したところ、多くの人から共感を得ている状況です。
私自身約10年間ワーキングプアを経験して、簡易宿泊所でも生活したので分かるんですが、ワープアで一番ヤバいのは思考力を奪われる事なんです。朝から晩まで働いて手取り10万円台でも、「クビよりはまし」「次の仕事はない」と思考力が働かなくなるんです。これを自力で抜け出すのは相当難しいんです…
— ちゃん社長 (@Malaysiachansan) June 6, 2021
10年間ほどワーキングプアを経験し、簡易宿泊所でも生活したというハードな経験をした人がそのなかでも一番ヤバい(危険な)状態を「思考を奪われる事」だと投稿しており、その理由は朝から晩まで働いて手取り10万円台であったとしても、「クビよりはまし」「次の仕事はない」と思考力が働かなくなってしまうからだというのです。
確かに疲れてへとへとになっているなかで、客観的に自身のおかれている状況を判断するのは難しそうです。さらに給料が低くても「こんなに働いてもこの額なのだから他ではもっとキツいかもしれない」「そんな自分を他で雇ってくれる所などない」などという思考になりそうです。
それならばと現職にしがみつくという不幸なループに陥ってしまうと、自分から抜け出すのは相当な覚悟がいりそうで難しいのではないでしょうか。
これには多くの人が共感しており「判断力が低下しているとそのことに気づけなくなる」「優先事項が変わってしまう」「目の前のことで精一杯になる」などリアルなコメントが多数寄せられています。
もし自身の環境に心当たりのある状況な方はなるべく周りの人に相談して、一度環境を考え直してみてはいかがでしょうか。