職場で不備やミスを見つけた際、その対応を自分がしなくてはならないと思い、ついつい無かったことにしようと見逃してしまう瞬間はないでしょうか。結局解決されていないので、後で誰かがやる羽目になったり、誰も気づかず大事になったり…良いことは一つもありません。
そこで、不備の見逃しを減らすためのある施策をした上司が、素晴らしいアイディアだと話題となっています。
以前いた部署で不備の見逃しが多くて問題になっていたが、上司が変わって不備を見つけて報告したら「見つけた人はそれだけで十分お手柄なので、修正対応は他のメンバーで分担してやります」と言われてから見逃しや見て見ぬフリが激減した。気のつく人や声を上げる人が損するような風潮が良くなかった。
— コンドリア水戸 (@mitoconcon) October 7, 2021
その上司がとった施策とは、不備を見つけて報告したら「見つけた人はそれだけで十分お手柄なので、修正対応は他のメンバーで分担してやります」と宣言したこと。
それによって気の付く人や声を上げる人が損をする風潮がなくなり、見逃しや見て見ぬフリが激減したというのです。これだと更には他の人に見つけられたら自分が対応する側になる、というプレッシャーも働いて、積極的に見つけようという気持ちになりますよね。
人の心理を利用した、面白い試みなのではないでしょうか。ぜひ普段の仕事術にも活用してみてください。